素人的消費税支持論

ガソリンにはガソリン税と消費税が両方かかっているということを、うかつにも今日知った。ちょっとぐぐってみると、なんかいろいろ問題があるようだ。めんどくさいのでリンクはしない。
無駄に複雑なものは嫌いだ。だから一律税率の消費税というのは、とてもいい税制だと思っている。所得税をなくしてぜんぶ消費税でもいいと思う。何か悪いことがあるだろうか?
個人の所得なんて、国が把握しきれるものではない。その点消費税なら、国は商売をしているところだけを監視すればすむ。それだって漏れはあるだろうが、個人の所得を監視するのに比べればはるかに効率的で、低コストですむ。脱税の監視のためにかかるコストというのは、あまり議論を聞かないが (私が見るようなしょぼいニュースや新聞で、という意味です。念のため)、税制の良し悪しを言うには重要なポイントのはずだ。なにしろそのコストは結局国民が税金として払うのだから。
消費税は適度に累進課税にもなるはずだし、ぜいたく品というのは要するに金持ちほど多く買う品のことなので、ことさら税率を品目ごとに変えて官僚の仕事を増やす必要もあるまい。
(この商品はビールであるか発泡酒であるかとか、そういうのを認定するとかそういうどうでもいい仕事は無くしてほしい。課税の少ない商品を開発する企業努力もたいへんなものだろうが、それは要するに制度が複雑なために生じる無駄だ。無駄なところで努力してたら国際競争なんてできるはずもない。)
まあ、いい年して法律も経済も政治も全然知らない私の言うことなので、単純過ぎたり (それはわざとだ) 間違いがあったり (それは天然だ) するかもしれない。この日記はそういうところだ。でも暴論ではないと思う。「所得税廃止」とどの党も言わないのがむしろ不思議だ。
で、最初に戻って。ガソリン代 105円があるとすると、うち 5円が消費税で、48円がガソリン税ということのようだ。高すぎる。素人でも専門家でも誰でもそう言うだろう。
これが消費税だけになれば、それだけでも景気が回復しそうに思えるけどな。