ストレイテナーとカウボーイビバップ (3)
3. Andy
"Traveling Gargoyle" は、2003年10月、ストレイテナーが東芝EMIに移籍し、いわゆるメジャー・デビューを飾った、記念すべき曲だ。
この歌の歌詞は、ストレイテナーには多い、物語性を帯びたファンタジックなもので、
なんとホリエアツシは、同じ着想で小説も書いている。
http://www.straightener.net/words/2003/02/12/104709.php
(以前はこの後にナカヤマとのリレー小説が続いており、話が転がりまくってそうとうに面白かったのだが、どうやら消されたらしい。)
この、ガーゴイルが夜に飛ぶという発想のもとになったのは、
"Night of the Gargoyles" (邦題「夜がくるまでは」) という絵本だ。
- 作者: Eve Bunting,David Wiesner
- 出版社/メーカー: Clarion Books
- 発売日: 1999/08/23
- メディア: ペーパーバック
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"Traveling Gargoyle" の主人公 Andy の名は、
おそらく、やはり、ビバップから採っている。
Andy は、ビバップの Session 22 「カウボーイ・ファンク」 1話にだけ登場した脇役でありながら、強烈な印象を残す「カウボーイ」の名だ。
そう、名前だけ。ガーゴイルとは、何の関係もない。