「楽しいクリスマス」について
昨日発表した「http://plaza.umin.ac.jp/sama/yakusi/lennon_happyxmas.html」についての所感。
- 原詩中もっとも強烈な箇所 "The world is so wrong" が、字数の都合でどうしても訳出できなかった。その箇所にはなんだかパンチの弱い訳詞が置いてある。翻訳による減衰というやつだ。
- happy と merry が両方とも「楽しい」になってしまった。「幸せな」なんて訳は場違いだし、うまくはまる訳し分けは思いつかなかった。たったいま、happy を「嬉しい」と訳したらどうかと思いついたが、やっぱりやめておいた。
- "happy new year" くらいは英語のままでもいいんじゃないか、という意見は、僕の中にもあった。「そして新年」という訳が冗談にしか思えない人は、そこは英語のままで歌ってください。