で、

「生姜焼弁当お待ちのお客様ー」
とかよく言われるのだが、
それは、「生姜焼弁当「を」お待ちのお客様」ではないのか、と。
生姜焼弁当は待っている目的物であって、待っている場所でも、待っている手段でも、待っている付帯状況でもないぞ。
いつから「で」の用法はこんなに広くなったのか、と。
私にはら抜き言葉なんかよりよっぽど気になるのだが、(というか私はら抜き賛成派なのだが、)
ら抜き言葉を嫌う私より上の世代が、率先してこのおかしな「で」を使っているように見えるのも、不思議な話だ。