「痴呆」の新呼称は「認知症」・厚労省検討会で大筋合意

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041119AT3K1901E19112004.html
言いたいこと (疑問、不満) はいくつかあるのだが、次の 1点に絞る。

 検討会は候補を六つに絞り込み、9月から国民の意見を募集。その結果、「認知障害」が最も多く、「認知症」「記憶障害」「アルツハイマー」「もの忘れ症」「記憶症」の順だった。ただ、「認知障害」はすでに精神医学分野で使われているため、今後混乱する可能性があるとして、2位の「認知症」がふさわしいと判断した。

認知障害」と「認知症」がまったく異なるものを指す、という事態こそ、ひじょうに混乱を招くものだと思う。
こういう混乱を許してしまう (それどころかわざわざ公権力で作り出す) 言語センスは、私には信じがたい。